近畿メタルラス工業組合

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FAQ

お客様からよくあるご質問をまとめました。
メタルラスや組合に関する疑問は、まずこちらからご確認ください。


JIS A5505とは?

メタルラスのJIS規格番号です。製品の個別番号ではありません。

メタルラスとワイヤーラスの違いは?

メタルラスは鋼板製品(溶融亜鉛めっき鋼鈑を切り伸ばしたラス製品)、ワイヤーラスは線材製品(線材を編んで作る金網)です。当工業組合で製造しているメーカーはございません。代用品として、波形ラスをお薦めします。

表示単位の“坪”とは?

面積を表し1坪は3.3m²。
ラスで換算すると610mmX1829mmの場合は3枚で1坪。914mmX1829mmは2枚で1坪となります。

釘(ステープル)の種類は?

二層下地通気層構法は、ステープルの線径がJ線以上の厚みがあり、足の長さは19mm以上(1019J以上)単層下地通気層構法は、ステープルの線径がT線以上の厚みがあり、足の長さは25mm以上を推奨します。 ラス下地材などへ留めつけた場合、ステープルの足が下地の裏面へ貫通することが望ましいです。詳しくは日本建築学会JASS15等をご参考ください。

JIS品が指定となっている戸建住宅でのラスの選定は?

一般的には、質量が700g/m²以上の波形ラスをご使用ください。

ラスは縦張りか横張りか?

横張が一般的です。横に張ることにより、メッシュについている角度がモルタルを受け止めるポケットの役割を果たします。
地震時の建物の変形を抑えます。実験結果からほぼラス下地板と同じ耐力が得られます。

ラスの製造方法は?

写真のように 凸型になった上刃及び直型の下刃によって構成されています。
この刃によって原材料を切りそれを引伸ばすことを一連の動作で行い菱形のラス網を製造しています。メッシュの大きさは凸型の刃物の大きさで変わります。

フォルムアルデヒドは発生しますか?

金属製品ですので出ません。

同じ板厚の原材料で製品重量の違いが出るのは?

線形の太さを調整することによります。原材料を送り出す長さ(速さ)を調整することでメッシュの線形の太さが変わります。長く(早く)送り出すと線形が太くなり、短く(遅く)送り出すと線形が細くなりそれによって質量が決まります。

特3号の意味は?

特→亜鉛めっき鋼板製、3号→板厚JISの質量規格番号で、平ラスの場合は700g/m²の製品を表しています。
新規格では、使用材料がJIS G 3302溶融亜鉛めっき鋼板を使用していますので従来のように呼称に“特”をつける必要がありません。

住宅金融支援機構のフラット35対応のラスは?

700g/m²以上の波形ラスです。省エネ住宅対応や劣化対策対応としては、通気層構法が必要となります。二層下地通気構法を基本として下さい。

メタルラスの分類は?

メタルラス

JIS規格有り 平ラス
波形ラス
こぶラス
リブラスA・C
JIS規格無し 異形ラス(菱形以外のメッシュ、主に六角形)
複合ラス(ラスと他の部材の組み合わせ)

メタルラスの材質は?

溶融亜鉛めっき鋼板、冷延鋼板、高耐食めっき鋼板及びステンレス鋼板です。JIS規格では、JIS G3302溶融亜鉛めっき鋼板、JIS G3141冷間圧延鋼板、JIS G3323高耐食めっき鋼板及びJIS G4305冷間圧延ステンレス鋼板になります。尚、冷延鋼板はALC向けです。


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